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2006年06月29日
廃てんぷら油燃料のトラックで地球温暖化防止
京都議定書が発効し、地球温暖化が声高に叫ばれる中、廃てんぷら油を原料としたバイオディーゼル燃料(BDF)を自社のトラックで使用し地球温暖化等の環境汚染防止に貢献している運送会社がある。この会社は田辺市稲成町の(有)キワゼネラルサービス(倉谷修治社長)で、昨年4月上富田町生馬に廃食油からバイオディーゼル燃料を生産するプラントを立ち上げ自社のトラックの燃料として使用するようになった。

●キワゼネラルサービス倉谷修治社長
上富田のプラント「くまのK・OIL作業所」で生産されるバイオディーゼル燃料は従来同社が使用してきた
軽油と比べ、黒鉛、硫黄酸化物の排出は大幅に削減され、少々天麩羅の臭いがすることを除けば、燃費も良好とのこと。何より昨今の原油高を見越して立ち上げたわけではないが、燃料費高騰で苦しむ同業他社を尻目に地球にも経費にも優しく、まさに一石二鳥の感がある。

●キワゼネラルサービスの車には全車「地球にやさしく 未来のために」の文字が書かれている。

●キワゼネラルサービス本社前に設置されている廃てんぷら油改修ポスト(絵は稲成小の学童が描く)
課題として廃てんぷら油の回収の問題があるが、廃食油回収に協力してくれている小学校や自治体からの回収量が2千㍑を超える毎に「車椅子一台」または「図書券」を贈呈するというユニークな提案が倉谷社長からあり、近く最初の一台が贈られる予定という。また、環境と福祉を主体としたNPO「きずな」を立ち上げ自ら理事長に就任し、自治体も巻き込んだ回収ルートの確立に邁進する日々である。
投稿者 nanki : 2006年06月29日 18:59