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2006年12月07日
作詞家・及川眠子さん熊野へ

和歌山市鳴神出身で作詞家の及川眠子(おいかわ・ねこ)さん。
11月30日、突如、田辺支局の単独生放送にご出演と相成りました!
おそらく「南紀応援隊〜秀介がいく!」開始以来の
心臓バクバクもんの大緊張ゲストでありましょう。
その訳とは…
(記・18代目武蔵坊弁慶 写・上田修司)
…その前に大雑把なプロフィールを
和歌山市のご出身、音楽が大好きで、
過去、田辺市のアマチュアユニットから曲の作詞を頼まれた事がきっかけで
和歌山放送などが主催したバンドコンテストなどに出場。
その後上京し、苦労を重ねつつもプロの作詞家活動を開始。
80年代末から90年代にかけ、アイドルWinkの「淋しい熱帯魚」が大ブレイク!
以降、やしきたかじんの「東京」、中森明菜の「原始、女は太陽だった」、
最近では「新世紀エヴァンゲリオン」のテーマ「残酷な天使のテーゼ」や
戦隊もの「忍風戦隊ハリケンジャー」のテーマソングなど、
「あぁ、(有田では「い〜ん!」)知ってる、聞いた事あるよ!!」といった
大ヒット連発の作詞家さんなのですよ!!
おそらく「ズズ」こと安井かずみさん亡きあと、
日本で最強の女性作詞家ではなかろうかとも言われる”御大”です。

で、なぜにそんなに緊張していたかと申しますと、
眠子さんは公式HP上に日記を展開されていまして、
結構『お怒り系キャラ』でいらっしゃることと、
ご趣味が『浪費』…その浪費歴も別のHPで公開中です。
軟弱系最右翼の私としては、出会って名刺交換するなり
何かしらダメ出しがあるのではなかろうか!?
殆ど被害妄想に近い様な畏怖の念をもって放送に臨んだのでした。
ーしかし、というか、当然ながら…
写真の表情を御覧下されば一目瞭然。
大変もの静かで、簡潔な言葉で丁寧にタジタジな私の愚問にお答え下さいます。
そして、今回紀南を訪れた目的をうかがいますと、
「熊野をテーマにした詩をつくってみたいな、と。
今、あらためて振り返ると、原点である和歌山に目を向けた事が殆ど無くて、
フッと、和歌山へ行ってみたいな。そう思ったんです。」
ーご出身の和歌山市や紀北筋ではなくて?
「出身地って、何かリアルすぎるんですね。どうも客観視出来ないんです。
でも、紀南や熊野って、同じ和歌山でありながら自分が他人でいられるというか…
人間も時間の流れも文化も”ゆるい”でしょ。」
聞けば、トルコ人のイケメンご主人様と
去年、串本大島の樫野崎へ来られたり、
紀南や熊野には度々立ち寄られることがあったそうで、
今回は、そのアマチュアバンド時代の田辺市のご友人のお誘いで
「是非とも熊野をテーマにした歌がつくりたいから
一度ゆっくり紀南を見てまわろうよ!」と
2泊3日の紀南1週ツアーを組まれた、そうなのです。
(もちろんイケメンご主人様も一緒です)
話は終盤に大切なご趣味のひとつ『浪費』に戻り、
ートルコに家を買われたのは何故ですか?
「いや、たまたま旅行で行ったら気に入って、
ホテルに長期滞在するくらいなら住んでもいいかな、
じゃ家買っちゃおっか、てなノリで…」
ーでは、今回の南紀旅行で気に入った場所がもしあったら…
「買っちゃうかもしれませんね(笑)」
最後の最後に眠子さんは興味のある場所や人間関係について
こんな面白い話をきかせて下さいました。
「人間って喜怒哀楽の生き物ですよね。
私は日記なんかではキャラを解りやすくするのにあえて怒りキャラを演じるけど。
旅行なら、グァムみたいに行って『あぁ、キレイね…それで?』的な場所はダメ。
その土地の風景に感動して、食べ物に驚いて、人に喜んだりムカついたり、
といった感情が刺激されるところを『面白い場所』って思うんですよ。
人付き合いもそうででしょう。仲良いだけじゃない、怖がったり腹立てたりする、
感情を刺激し合う関係こそ『自然な人間関係』なんじゃないですか。」
目からウロコの結論です。
事前にビビった甲斐もあったというもんです!
(当然今でもビビっておりますデス)
その後、眠子さんご一行は、すさみ〜本宮〜中辺路と
海から山経由で紀南をぐるり1周され、再び東京へと戻られました。
翌日白浜空港の飛行機へ乗られる直前に再び支局へ来られた眠子さんに
ー熊野の詩の手がかりは見つかりましたか?
「そんな、ポーっと見てただけなんで、何にもわかりません」
そうです。聞いた私が野暮助でした。
ぜひ、足しげく熊野へ通って頂き、じっくり何年も時間をかけて
エヴァーグリーンな熊野の詩を作り上げて頂きたいものです。
また、いつでもお越し下さい!!
そのときもビビってお待ち申し上げております。
投稿者 nanki : 2006年12月07日 22:44