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2007年01月21日
ぎんざナビNOW!

1月20日と21日の土日を利用して故郷・東京へ帰省した際、
大人の繁華街・中央区銀座で、田辺のまちナビ事業と関連性の高い
国土交通省ガイド事業の実証実験が行われていることを知り、
早速確かめに出かけてみました。
(記・18代目武蔵坊弁慶 写・18弁妻/18代目武蔵坊弁慶)
行われていたのは「東京ユビキタス計画・銀座」という事業で、
銀座の繁華街を東西に横切る通称「銀座通り」と
南北を貫く通称「晴海通り」およびその地下(地下鉄銀座駅構内)を範囲に
ICタグを埋め込んだ小型のプラスチック案内板を設置し、
そこに専用の音声ガイド端末や携帯電話をかざすと、
現在地や、周辺の店舗情報などが日本語、英語などで
表示・案内されるというシステムです。

電柱や街燈に短い間隔でこのようなプレートが設置されていて、
利用者は専用端末やQRコード読み取り機能つき携帯電話をかざします。
「まちナビでいこら田辺」では、地図に示された
田辺市中心部の観光名所に割り振られた番号に対応した
音声ガイドを自ら操作し聞き出す仕組みでしたが、
この「ユビキタス計画銀座」の場合は、
あらかじめインターネットなどで予約して貸し出しを受けた
専用の音声ガイド端末を持ってプレートのそばを通るか、
QRコードとよばれるモザイク模様を読み取る機能の付いた
携帯電話で案内板を読み込むと‥

このように、現在地の地図や、周辺のお店、地下鉄銀座駅の最寄り出口など
周辺の詳細なガイドが表示されるというものです。
(専用音声ガイド端末では、日本語・英語・韓国語・中国語の音声案内が聞けます)
実験は、国土交通省と東京都が主催、
それに地元の商業者らによる全銀座会が協力して
1月20日から3月10日までの日程で行われるものです。
都内では銀座が3例目。
これに先立ち、去年(2006年)は上野と秋葉原でも
同じような実験が開始されていて、
「まちナビでいこら田辺」の先輩格にあたる事業として、
以前から新聞報道などに触れ、個人的に興味を持っていました。
ただ、この日、銀座の人通りを見回してみますと、
さすがに実験開始翌日ということもあってか、
携帯端末はおろか、案内板の存在すら気づいていない人が
ほとんど、といった印象です。
そこで、どれくらいの認知度があるのか、
急きょ街頭インタビューを行ってみました。
神奈川県横須賀市から来たという年配のご夫婦に聞いてみました。
-「ユビキタス銀座」事業をご存知ですか?
「はい、報道などで聞いたことはあります。
街歩きには便利でありがたいシステムですよね。」
-案内表示が銀座中にあるということですけど、わかりますか?
「ちょっと‥言われるまではわかりませんでしたねぇ。」
なるほど、街頭や道端の花壇などにプレートがあるにはあるのですが‥

よ~く目を凝らして見てみないと、そのプレートの存在すら見逃してしまいそうです。
田辺のまちナビとは異なり、
(景観保護の理由もあるのでしょうが)
案内事業の実験を告知するようなポスターの類もほとんど見られません。
また、音声端末の貸し出しも無料ですが
事前にネットなどで予約が必要らしく、
銀座に来てすぐ端末を借りて出かける、という段階へいくまでには
少し手間がかかるというのが現状のようです。
しかし、歴史散歩的な散策が主となる田辺市の場合とは
かなり異なる性質のものなので、
これから2ヶ月かけて行われる実験をもとに
上記の点は改良や検討が行われることでしょう。
いわば「東京版・まちナビ」事業、
外国人観光客への対応や、災害時の避難経路の確認など、
有効性も含んだ実験でもあり、田辺で展開されている
まちなび事業の今後にも参考になるような気がします。
銀座へお出かけの際は、特に、電柱や街燈などにご注目下さい。
※銀座通り沿いには、三越・松屋・和光・松坂屋など有名百貨店をはじめ
山野楽器、木村屋パン、ミキモト真珠、鳩居堂、銀座ライオンなどの
有名百貨・専門店および料理店が軒を連ねているほか、
みなべ町産の紀州備長炭を使った工芸品専門店「掌(たなごころ)」もあります。
※晴海通り沿いには、模型宝石専門店の天賞堂をはじめ、
ソニービル、歌舞伎座、日産ギャラリー、果物の千疋屋パーラーなどが軒を連ねます。
投稿者 nanki : 2007年01月21日 23:26