高野熊野の世界遺産登録5周年記念し、きょう22日、那智勝浦町で那智の田楽と大阪の人形浄瑠璃文楽の特別公演が行なわれ、800人の観衆が公演を楽しみました。
これは、文化庁の地域文化芸術振興プラン推進事業を活用し、熊野那智大社で奉納される国指定の重要無形民俗文化財の那智の田楽がユネスコの無形文化遺産の提案候補に選ばれたことを記念して開かれたものです。那智の田楽とユネスコの無形文化遺産に選ばれている大阪の人形浄瑠璃文楽とのジョイント公演として開かれました。きょう22日午後、那智勝浦町の体育文化会館で開かれた公演では那智の田楽を保存会のメンバーが上演したほか、文楽協会によって三十三間堂棟由来(さんじゅうさんげんどうむなぎのゆらい)・平太郎住家(へいたろうすみか)より木遣音頭(きやりおんど)の段が演じられました。この人形浄瑠璃は、熊野の柳の木の化身の女性と平太郎との関係を三十三間堂の棟木にまつわる物語を通して演じる地元にゆかりのある作品です。会場には800人の観衆が訪れ特別講演を楽しみました。文化庁の地域文化芸術振興プランを活用した紀南地方での事業は、今月27日にも田辺市本宮町の熊野本宮大社大斎原で開かれジャズ奏者の渡辺貞夫さんと地元の高校生らのジョイントコンサートが行なわれます。



