今年行われた「全国学力・学習状況調査」で、和歌山県の小学校6年生と中学校3年生の国語と算数・数学の応用問題の正答率は、全国平均を下回っていますが、全体的に無回答率は減少し、改善傾向が見られることが分かりました。
調査は、今年4月20日に全国の小学校6年生と中学校3年生を対象に今年から抽出方式で行われ、和歌山県内では、対象校全校が参加しましたが、調査結果は、小学校でおよそ40パーセントの抽出、中学校でおよそ75パーセントの抽出で公表されました。調査は、国語と算数・数学の基礎問題と、応用問題からなる「教科に関する調査」と生活習慣や学習環境について問う「質問紙調査」で行われました。その結果、「教科に関する調査」では、小学校6年生と中学校3年生の国語、算数・数学ともに、応用問題の正答率が全国平均を下回り開きがあります。また国語の無回答率が減少し、改善傾向にあるものの、算数・数学は特に応用問題で無回答率が高く、課題が残りました。一方、生徒の学習態度などに対する「質問紙調査」では、小中学校ともに家での予習・復習など、家庭学習に課題があり、学校の規則を守っていると答えた生徒や、国語の授業で自分の考えを表現できると答えた生徒が、全国と比べて10ポイント以上低くなっています。県教委では「学力向上に向けての改善が十分進んでいない。教師の研修やプロジェクトチームの立ち上げを行い、さらなる対策が必要だ」と話しています。

